急な足底の痛み!それって『足底筋膜炎』かも!?
前回は、足底筋膜炎の原因、症状や種類についてお話しさせていただきました。
今回は、足底筋膜炎の病因から北船岡整骨院で行っている施術内容や、推奨しているストレッチなどについてお話しさせていただきます。是非最後までご覧になっていただければと思います。
前回も説明した通り、足底筋膜炎には3種類の型があります。
・踵足底腱膜が踵の骨にくっついている場所で炎症が起こる『付着部型』
・上記よりやや指先側の土踏まず付近に炎症が起こる『非付着部型』
・上記2つどちらにも炎症が起こる『混合型』
上記の3つがあります。
問診、視診、触診、検査を通して来院された患者さんがどの型に近い症状が出ているのかを判断し、原因と思われる動作や姿勢、足部の骨のアライメント不良が無いか(配列)、荷重時の重心やバランスなどを評価していきます。
『北船岡整骨院で行う施術は?』
主に、患部や関連組織への電気療法、ストレッチを含めた運動療法、手技療法、インソールを用いた患部への負担軽減を行います。
足底腱膜やふくらはぎの筋肉の硬さは、症状発症の原因となるため、ストレッチによる柔軟性の確保は必須です。足の指や足関節を体に引き付けるように動かすストレッチや腱膜やふくらはぎの筋膜へのストレッチは非常に有効です。
例えば、段差を利用したストレッチで、タオルなどを丸めたものの上に足趾で立ち、踵の上げ下げ運動を行うダイナミックストレッチ(体を動かして筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げて柔軟性を高めるストレッチ)は、足趾の下に設置したタオルのおかげで、踵挙上時に指が伸展することでウィンドラス機構が働き足底筋膜への伸長効果が期待できます。
※ウィンドラス機構とは足の母趾MP関節を伸展(おやゆびを上にあげる動作)に伴い、足底腱膜の巻き上げがおこり、内足アーチ(土踏まずのカーブ)が緊張して足の剛性が高まる現象
のことを言います。
付着部型では、扁平足の改善も重要なので足部のアーチを強化するトレーニングも重要になります。
【インソールについて】
北船岡整骨院では『ハーリングスミス』というインソールを取り扱っております。
踵部分を円形に整形➕プラスチック素材(硬い素材)を使用しないインソールで、
1️⃣踵の衝撃を受け止める役割を持つ脂肪体組織の分散をおさえる。
2️⃣踵の安定性向上。
3️⃣フィット性の向上。
4️⃣バッティング効果をダイレクトに伝えることが可能。
5️⃣効果に必要な高さと角度を実現。
上記5つの特徴があります。
既定の評価方法を用いて、専用の素材で『パッティング』を行うことで、患者さんの症状に合わせたインソールにカスタマイズすることもできます。興味のある方は、インソールを用いた簡易的なバランステストなどもこのなっているのでお気軽にお声掛け下さいね!
放置しておくと足を床に付くことも出来なくなるほど痛みが強くなる場合もあります。症状が酷くなる前に、是非一度ご来院いただければと思います。
【著 秋保 秀太】
【北船岡整骨院 イオン船岡店】
宮城県柴田郡柴田町西船迫2-1-15イオン船岡店2F
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