ゲレンデ接骨院で勤務してみて part1☆

ゲレンデ接骨院で勤務して

皆さんこんにちは!北船岡整骨院の秋保です。

私は、2024年2月1日~3月31日の期間中に福島にある『グランデコスノーリゾートさん』の施設内にあるグランデコゲレンデ接骨院にて働かせていただきました。スキー場内で発生した外傷に対しての応急処置を主に見させていただきました。

今回は、ゲレンデ接骨院での症例も含め、行ってみた感想を書き記します。

ゲレンデ接骨院行きを告げられたのは昨年の秋ごろだったかと思います。最初の感想を一言で表すと『不安』でした(笑)

慣れない寮での生活と、骨折脱臼などの比較的重症度の高い外傷を診る事への緊張と不安が胸に広がりました。しかし、改めて勉強をするいい機会だと前向きにとらえ、行かせていただきました。

教科書をはじめ、様々な書籍を用い知識をアップデート。実際にゲレンデ整骨院に勤務していた方の話を聞き、実技の練習を行いゲレンデ接骨院へ向かいました。

迎えた初日、いきなり骨折が3件同時に(その日は前腕骨骨折2件、鎖骨骨折1件が来院されました)来院し、緊張と現場の空気に飲まれ、平常心を保つことが出来ませんでした。

あれだけ詰め込んだ知識も技術も、本番で発揮できなければ意味はありません。

患部の確認→問診検査→症状の説明と処置に対する同意を取る→処置→紹介状作成→会計

この一連の流れをミスがないか、漏れがないかを確認しながら行うのですが、慣れない現場と緊張感でいつものように落ち着いて対応するのが大変でした。

いくら勉強しても、いくら練習しても、実際に骨が折れている患者さんが一気に複数現れるといつものパフォーマンスを発揮することが難しいのだと思いました。

初日の業務終了後は大反省会を実施。対応の振り返りと反省点を改善するためにどうするかを考え次の日から実行しました。

その日以降は、いい意味で慣れたのと毎日の業務で出てくる反省点を改善していくことで、徐々に緊張しなくなっていきました。心の余裕が生まれると、患者さんに向き合う心のリソースも十分確保され、外傷に対しての問診・検査を物おじせず、今まで以上に落ち着いて行えるようになりました。短い期間ながら70件以上の外傷を診させていただく中で、経験が蓄積され、確かに自身の力になっているのだと実感しました。

次回は、実際に来院された症例をご紹介したいと思います。

お楽しみに♪

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