暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?前回はホルモンバランスを整えるツボをご紹介しましたが今回は夏を乗り切るために夏バテによるだるさと自己免疫機能を高めるのに効果的なツボに関する情報をご紹介します。
夏バテに効果的なツボ
ちそう
地倉
地倉は唇の端から指半本分離れたところにあり食欲不振に効果があります。
地倉の押し方は人差し指で口角を上に押し上げるように3秒×⒑回くらい押しましょう。
地倉には食欲不振だけではなくほうれい線や口周りのたるみを解消する効果もあります。
いんりょうせん
陰陵泉
膝の内側にあり、膝小僧のやや下のあたりを手のひらでかぶせて親指が当たるところをぐっと押してみましょう。鈍痛が感じられるところが陰陵泉です。このツボは熱によるだるさの解消に効果があります。親指5秒ほど押し込むように5秒ほど押すのを5~6回行います。
ちゅうふ
中府
鎖骨の外端下のくぼみからさらに指1本分下にいったところにあります。呼吸の機能を高めるツボで冷房などによる喉の痛みに効果があります。
ツボの反対側の手の中指で気持ちいいと感じる程度の強さで押し、押しているところが何となく緩んだようになるまで5〜⒑秒ほど深呼吸を行ってください。
免疫機能を高めるツボ
だんちゅう
壇中
左右の乳首を結んだラインの中央あたりに位置します。
自己免疫を高めるだけでなく咳、喉の痛み、胸の痛みや胸苦しさ、息切れなどの症状にも効果があります。
押し方は息を吐きながら壇中を約3秒ほど指圧し、息を吸いつつ約3秒間離します。この、「3秒指圧して3秒離す」という作業を⒑回程度繰り返してください。
ちゅうかん
中脘
みぞおちとへそを結んだ線の中間にあるツボです。
へそから指5本分上にあり、ちょうど裏側に胃があります。胃は消化の中心で胃の消化活動が衰えるとだるさや自律神経の乱れの原因になったりします。
中脘を刺激するには
- 仰向けに寝てお腹を全体的に押してみて圧痛を確認
- 手を横にしてへそから手の指5本分上にある中脘を中指で垂直に押す
- 痛みが出ない程度にそのまま持続して圧をかける
以上のことを寝る前に行います。
今回は夏バテ、自己免疫機能に効果のあるツボをご紹介しました。これからさらに暑さが厳しくなりますので体調管理にご注意ください。気になる症状がある時や体の調子が悪いときはお気軽にご相談ください。
【筆者:高橋 純一朗】
北船岡整骨院イオン船岡店
宮城県柴田郡柴田町西船迫2-1-15イオン船岡店2F
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